料理をしていると、玉ねぎを切った瞬間に目がしみて、涙が出てしまうことがあります。
「毎回涙が出るのがつらい」「ゴーグルを用意するほどではないけれど、少しでも楽に切りたい」という人も多いのではないでしょうか。
玉ねぎの涙対策には、特別な道具がなくても試せる方法がいくつかあります。
手軽なのは、玉ねぎを冷やす、切れ味のよい包丁を使う、顔を玉ねぎに近づけすぎない、換気するといった方法です。
全部を一度に取り入れる必要はありません。自宅のキッチンで試しやすいものを組み合わせるだけでも、玉ねぎを切るときの負担を減らしやすくなります。
この記事では、普段の料理ですぐ取り入れやすい玉ねぎの涙対策を中心に紹介します。
玉ねぎを切るときに目がしみにくくする方法
玉ねぎを切るたびに涙が出るなら、まずは準備や切り方を少し変えてみる方法があります。
大がかりな準備がいらないものから試すと、自分に合う方法を見つけやすくなります。
玉ねぎを冷やしてから切る
手軽に試しやすいのが、玉ねぎを冷やしてから切る方法です。
調理する予定が分かっているなら、切る前に冷蔵庫へ入れておくと取り入れやすくなります。
普段は玉ねぎを常温で保存している家庭でも、調理する分だけ冷蔵庫へ移せます。
料理を始めてから冷やしていなかったことに気づいた場合は、ほかの食材や調味料を準備している間だけ冷やしておく方法もあります。
冷凍庫を利用するなら、玉ねぎが凍るほど長く置かず、短時間だけ冷やす使い方が向いています。
特別な道具がいらないため、最初に試しやすい方法のひとつです。
切れ味のよい包丁を使う
玉ねぎを切るときは、包丁の切れ味も意外と大切です。
切れにくい包丁では、玉ねぎを押しつぶすような切り方になりやすく、何度も包丁を動かすことになります。
切れ味のよい包丁なら、力をかけすぎずスムーズに切り進めやすくなります。
玉ねぎだけでなく普段の調理もしやすくなるので、切れ味が落ちてきたと感じたら包丁を手入れするきっかけにもなります。
玉ねぎに顔を近づけすぎない
玉ねぎを切るとき、無意識に顔をまな板へ近づけていることがあります。
細かく切ろうとするほど前かがみになりやすいため、少し上半身を起こすだけでも顔と玉ねぎの距離を取りやすくなります。
まな板に対して体をほんの少し斜めにすると、玉ねぎの真上に顔が来にくくなります。
大きく体をひねる必要はありません。包丁を動かしやすく、手元がよく見える姿勢の範囲で十分です。
換気扇や扇風機で空気を流す
玉ねぎを切るときは、キッチンの空気を動かす方法も使えます。
換気扇を回したり、窓を開けたりすると、玉ねぎの周囲に空気がこもりにくくなります。
扇風機やサーキュレーターが使えるなら、弱い風を利用する方法もあります。
玉ねぎの周辺から自分の顔へ向かって風が流れない位置にすると使いやすくなります。
キッチンによって換気扇や窓の位置は違うので、自分が立つ場所と空気の流れを少し意識するだけでも取り入れやすくなります。
ほかにも試せる玉ねぎの涙対策
冷やす、包丁を変える、換気するといった方法以外にも、家庭で取り入れられる工夫があります。
料理の内容や使える道具に合わせて選べます。
包丁やまな板を軽く水で濡らす
包丁やまな板を軽く水で濡らしてから玉ねぎを切る方法があります。
準備にほとんど時間がかからないので、思い立ったときに試しやすい方法です。
水でびしょびしょにする必要はなく、軽く濡らす程度で十分です。
途中で乾いてきたら、もう一度軽く濡らして使えます。
玉ねぎを水にさらしてから切る
料理によっては、玉ねぎを水にさらしてから使うこともあります。
水にさらす工程がもともとある料理なら、その流れの中で取り入れやすい方法です。
炒め物など、水分をできるだけ増やしたくない料理では使いにくいこともあります。
作る料理に合わせて使い分けると扱いやすくなります。
電子レンジで少し温めてから切る
加熱して使う玉ねぎなら、切る前に電子レンジで少し温める方法もあります。
カレーや煮込み料理、炒め物など、最終的に加熱する料理なら取り入れやすくなります。
電子レンジで温めると玉ねぎの食感が変わることがあるため、シャキシャキした食感を残したい料理には向きにくい方法です。
料理の仕上がりに合わせて選ぶと使いやすくなります。
ゴーグルやメガネを使う
目の周囲を物理的に覆う方法もあります。
普段使っているメガネやサングラスでも、何も着けていない状態より顔の前に壁を作れます。
横や下に隙間があるため、目の周囲まで覆えるゴーグルタイプのほうが使いやすい場面もあります。
毎日の料理でゴーグルを用意するのは面倒に感じるかもしれませんが、大量の玉ねぎを切るときには選択肢になります。
みじん切り器やチョッパーを使う
玉ねぎのみじん切りは、包丁で細かく刻む時間が長くなりがちです。
そんなときは、みじん切り器やフードチョッパーを使う方法があります。
玉ねぎを大まかに切って容器へ入れれば、細かく刻む作業を短くできます。
ハンバーグ、ミートソース、キーマカレーなど、細かい玉ねぎを使う料理にも取り入れやすい方法です。
涙を我慢しながら長く切るのではなく、玉ねぎを切っている時間そのものを減らすという考え方です。
玉ねぎの切り方を工夫する
道具だけでなく、玉ねぎの切り方を変えることでも作業しやすくなります。
できるだけ迷わず手早く切れる状態を作っておくのがポイントです。
根元は最初に全部切り落とさない
玉ねぎのみじん切りでは、根元を少し残した状態で切る方法があります。
根元がつながっていると玉ねぎがバラバラになりにくく、包丁を入れやすくなります。
縦方向、横方向と順番に切れ目を入れてから刻めば、細かなみじん切りも進めやすくなります。
最後に残った根元部分を切り落とせば終了です。
手早く切れるように準備しておく
玉ねぎを切り始めてから別の作業を始めると、キッチンに玉ねぎを出している時間が長くなります。
包丁、まな板、ボウル、皮を入れる容器などを先に出しておくと、そのまま切り進められます。
切った玉ねぎを入れるボウルまで用意しておけば、まな板の上もすぐ片付けられます。
わずかな準備ですが、料理全体の流れもスムーズになります。
玉ねぎを切って目がしみたときは、いったん作業を止める
対策をしていても、途中で目がしみることはあります。
涙で手元が見えにくくなった状態では包丁も扱いにくくなります。
そんなときは一度包丁を置き、玉ねぎから少し離れて休む方法があります。
落ち着いてから作業を再開すれば、急いで切り続ける必要もありません。
玉ねぎを切り終えることより、手元が見やすい状態で料理を続けるほうが大切です。
どの方法から試す?玉ねぎの涙対策を手軽さで比較
玉ねぎの涙対策はいくつもあるので、「結局どれを試せばいいの?」と迷うこともあります。
普段の料理で使いやすい方法をまとめると、次のようになります。
| 方法 | 手軽さ | 準備 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 玉ねぎを冷やす | ◎ | 少し必要 | 調理する時間が決まっているとき |
| 切れ味のよい包丁を使う | ◎ | ほぼ不要 | 普段の料理 |
| 顔を近づけすぎない | ◎ | 不要 | 今すぐ試したいとき |
| 換気する | ◎ | 不要 | 普段の料理 |
| 包丁やまな板を濡らす | ○ | 少し必要 | 手軽な方法を追加したいとき |
| 電子レンジで温める | ○ | 必要 | 加熱する料理 |
| ゴーグルを使う | △ | 道具が必要 | 玉ねぎを大量に切るとき |
| チョッパーを使う | ○ | 道具が必要 | みじん切りをするとき |
最初からすべて試す必要はありません。
「冷やした玉ねぎ+切れ味のよい包丁+換気」のように、準備が簡単なものを組み合わせると普段の料理にも取り入れやすくなります。
それでも切りにくさを感じるなら、ゴーグルやチョッパーなど道具を使う方法も選べます。
玉ねぎを切ると目がしみるのはなぜ?
玉ねぎを切ると、目に刺激を感じる原因となる成分が周囲に広がります。
そのため、玉ねぎへ顔を近づけた状態で長く切っていると、目がしみたり涙が出たりすることがあります。
詳しい仕組みを覚えなくても、「玉ねぎを切った周囲に刺激が広がる」と考えると分かりやすくなります。
まとめ|玉ねぎは簡単な工夫で切りやすくなる
玉ねぎを切ると目がしみるのは、料理中によくある悩みです。
特別な準備がなくても、少し工夫するだけで玉ねぎを切りやすくできます。
まず取り入れやすいのは、玉ねぎを冷やす、切れ味のよい包丁を使う、顔を近づけすぎない、換気する、といった方法です。
必要に応じて、水を使う方法やゴーグル、チョッパーなどを組み合わせる選択肢もあります。
自宅のキッチンで取り入れやすいものから試していけば、玉ねぎを切るときの負担を減らしやすくなります。

