落とし蓋がなくても、アルミホイル・クッキングシート・キッチンペーパー・耐熱皿など、家にあるもので代用できます。 とくに手軽なのはアルミホイルとクッキングシート。鍋の大きさに合わせて形を整え、食材の上にのせれば簡易的な落とし蓋になります。
「落とし蓋がないけれど、このまま煮ても大丈夫?」「アルミホイルとクッキングシートならどっちが使いやすい?」と迷ったときも、家にあるものに合わせて選べます。
この記事では、落とし蓋の代用品と作り方、それぞれの使い分け、のせるタイミングまでまとめます。
落とし蓋は家にあるもので代用できる
専用の落とし蓋が手元になくても、身近なもので代用できます。
まずは代表的な4つを見てみましょう。
| 代用品 | 手軽さ | 特徴 |
|---|---|---|
| アルミホイル | ◎ | 鍋の大きさに合わせやすい |
| クッキングシート | ◎ | 切って形を整えやすい |
| キッチンペーパー | ○ | 食材の表面を覆いやすい |
| 耐熱皿 | ○ | 加工せずそのまま使いやすい |
すぐに用意しやすいのは、アルミホイルやクッキングシートです。
落とし蓋とは?どんな役割がある?
落とし蓋は、鍋全体を覆う普通の蓋とは違い、煮ている食材のすぐ上に置く蓋です。
普通の鍋の蓋が鍋の上部を覆うのに対し、落とし蓋は食材の近くに置くのが大きな違いです。
煮汁が食材全体に回りやすくなる
煮物では、食材全体が煮汁に完全に浸かっていないことがあります。
落とし蓋をのせると、沸いた煮汁が鍋の中を回り、上のほうにある食材にも届きやすくなります。
食材が動きにくくなる
煮汁が沸くと、鍋の中で食材が動きます。
落とし蓋があることで食材の動きが抑えられやすくなり、かぼちゃやじゃがいも、魚などを煮るときにも使いやすくなります。
少ない煮汁でも調理しやすい
食材すべてが煮汁に浸かっていなくても、落とし蓋を使うことで煮汁が上まで回りやすくなります。
煮物を作るときに役立つ理由のひとつです。
落とし蓋をアルミホイルで代用する方法
アルミホイルは、落とし蓋の代用品として使いやすいもののひとつです。
形を変えやすいため、鍋の大きさに合わせやすいのが便利なところです。
アルミホイルの落とし蓋の作り方
鍋より少し大きめにアルミホイルを切ります。
一度軽く丸めてから広げるとやわらかくなり、形を調整しやすくなります。
鍋の内側より少し小さくなるよう丸く整え、中央付近に箸などで数か所穴を開ければ完成です。
煮ている食材の上にふんわりとのせて使います。
アルミホイルを使うときのポイント
鍋の外へ大きくはみ出さないサイズにすると扱いやすくなります。
調理後は熱くなっていることがあるため、菜箸などを使うと取り出しやすいです。
落とし蓋をクッキングシートで代用する方法
クッキングシートも落とし蓋として使いやすいアイテムです。
薄くて切りやすいため、鍋の形に合わせて作れます。
クッキングシートの落とし蓋の作り方
クッキングシートを鍋よりひと回り小さな円形に切ります。
中央とその周りに小さな穴を数か所開け、食材の表面にのせれば完成です。
鍋の大きさに合わせて作ると、食材全体を覆いやすくなります。
クッキングシートを使うときのポイント
商品によって使用方法や対応する温度が異なることがあります。
パッケージの表示も見ながら使うと分かりやすいです。
キッチンペーパーでも落とし蓋の代用ができる
アルミホイルやクッキングシートがないときは、調理に使えるキッチンペーパーも候補になります。
キッチンペーパーを使う方法
鍋の大きさに合わせてキッチンペーパーを用意し、食材の表面を覆うようにのせます。
大きすぎる場合は折ったり切ったりして、鍋の中に収まる大きさに整えます。
煮汁が上がってくると食材になじみ、表面を覆いやすくなります。
キッチンペーパーを使うときのポイント
調理用途として使える製品を選ぶと分かりやすいです。
商品の用途や使い方は、パッケージの表示でも確認できます。
耐熱皿でも落とし蓋の代用ができる
切ったり穴を開けたりせずに使いたいときは、鍋に入る耐熱皿も選択肢になります。
鍋よりひと回り小さい皿を使う
鍋の中に入るサイズの耐熱皿を、食材の上にそっとのせます。
ちょうどよい大きさの皿があれば、加工せずそのまま使えるのが便利です。
皿を使う場合のポイント
皿には重さがあります。
かぼちゃや魚などやわらかい食材では、強く押さえつけない大きさや重さのものが扱いやすいです。
鍋との間に少し余裕があるサイズだと、取り出すときも楽になります。
落とし蓋の代用品はどれがおすすめ?
用途に合わせて選ぶと分かりやすくなります。
| こんなとき | 向いている代用品 |
|---|---|
| 手早く作りたい | アルミホイル |
| 鍋に合わせてきれいに切りたい | クッキングシート |
| 手元にあるもので済ませたい | キッチンペーパー |
| 切ったり穴を開けたりしたくない | 耐熱皿 |
迷ったときは、アルミホイルかクッキングシートが手軽です。
落とし蓋をするタイミングと使い方
落とし蓋は、食材と煮汁を鍋に入れて加熱するときに、食材の表面へ軽く触れるようにのせます。
食材から大きく離れているより、表面の近くにあるほうが煮汁が回りやすくなります。
煮ている途中は、ときどき中の様子を確認できます。
仕上げに煮汁を少し煮詰めたいときは、落とし蓋を外して調整する方法もあります。
代用品を使うときの共通ポイント
アルミホイル、クッキングシート、キッチンペーパーなどを使う場合は、鍋の外へ大きくはみ出さない大きさにすると扱いやすくなります。
火に直接触れないよう鍋の中へ収めるのもポイントです。
加熱調理への使用が想定されている製品を選び、商品ごとの使い方はパッケージ表示で確認できます。
落とし蓋の代わりに使わないほうがよいもの
家にあるものなら何でも落とし蓋として使えるわけではありません。
加熱調理への使用が想定されていないラップや紙製品などは、鍋の中で使う用途に合っているか確認が必要です。
迷うものより、アルミホイルやクッキングシートなど、調理で使われる身近なものを選ぶほうが分かりやすいでしょう。
落とし蓋がなくても煮物は作れる?
落とし蓋がなくても煮物は作れます。
絶対に必要な道具というより、煮汁を食材に回しやすくしたり、食材の動きを抑えたりするための便利な道具と考えると分かりやすいです。
専用の落とし蓋がなくても、アルミホイルやクッキングシートなどで簡単に代用できます。
料理によっては、落とし蓋を使わずそのまま煮ることもできます。
落とし蓋が活躍する料理
落とし蓋は、煮汁を使って火を通す料理で活躍します。
肉じゃが
じゃがいもや玉ねぎなどに煮汁を回しやすくなります。
かぼちゃの煮物
鍋の中でかぼちゃが大きく動くのを抑えやすくなります。
魚の煮付け
魚の上にも煮汁が回りやすくなり、少ない煮汁でも調理しやすくなります。
筑前煮
複数の具材を一緒に煮る料理でも、落とし蓋を使えます。
まとめ|落とし蓋は身近なもので簡単に代用できる
落とし蓋がなくても、家にあるもので代用できます。
迷ったときは、アルミホイルかクッキングシートが手軽です。
専用の落とし蓋が手元になくても、身近な道具を使えばいつもの鍋で煮物を作れます。

